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壮絶…「べらぼう」ヤスケン劇場が凄まじ過ぎた 「こんなに辛いとは…」「涙が止まらない」

第16回より安田顕演じる平賀源内
第16回より安田顕演じる平賀源内 - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の20日放送・第16回では、平賀源内を巡る悲劇が勃発し、そのあまりにも哀しい顛末、そして源内を演じた安田顕の圧巻の演技に圧倒され涙する視聴者の声でにぎわった(※一部ネタバレあり)。

【画像】安田顕が圧巻の演技!平賀源内の哀しい最期

 「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」という嫌な予感を匂わせるサブタイトルがつけられた第16回。次期将軍として将来を期待されていた徳川家基(奥智哉)に続いて老中首座の松平武元(石坂浩二)と、意次(渡辺謙)が作らせた手袋に関わった者が次々に急死したことで、意次は窮地に。そんななか、秘密裏に事件の捜査を源内に依頼していた源内との関係がこじれ、さらには源内が人を斬ったという衝撃的な報せが届く。

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 オープニングまでの意次と源内のやりとりからして「良い方向に行く気が全くしない」と視聴者の間では重い空気が漂っていたが、情緒不安定で狂気じみていく源内を演じた安田顕の鬼気迫る演技に息をのみ、圧倒される声が続出。このところ、エレキテルの図面が盗まれ偽物が世に出回ったことで“イカサマ”呼ばわりされ、巷ではキツネにつかれているとの噂もあり、孤立していく源内。これまで固い絆で結ばれてきた意次に対しても“俺がイカサマ呼ばわりされているのは意次さまが俺の手柄をぶんどったせいだ”と暴言を吐き、鬼の形相でにらみつけ、涙から笑いへと変わるさまに「破滅に向かってる」「壊れた」「どうしたんだよ」「凄みが増して怖い」「怪演」「あんなに一緒だったのに」と衝撃を受ける声が相次いだ。

 また、源内に旗本屋敷の普請のための図面を依頼したという丈右衛門(矢野聖人)と、大工の久五郎(齊藤友暁)との場面では、源内の狂気がピークに。丈右衛門がエレキテルの話を切り出すと、源内は途端に目の色を変えて「エレキテルは効くんですよ!」「誰に向かってモノを言ってんだ」と食って掛かり、その異様な姿にSNSでは「様子がおかしすぎる」「キマってる…」「目がヤバい」とざわざわ。やがて、源内が久五郎から勧められた煙草を吸い込むと幻聴が聞こえ「どこだ~出てきやがれ~」と笑いながら叫び、涙、汗、焦点の定まらない目……と凄みある安田のさまに「鬼気迫る演技」「怪演だなあ」「ヤスケンさんの芝居が凄い」「安田顕さんの迫力よ!」「今日はヤスケン劇場」「ヤスケンの真骨頂」と驚き、絶賛の声が続いた。

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 その後、陰謀により殺人の罪をきせられた源内は牢屋に入れられ、人目を避けて会いに来た意次との対面シーンでは涙のピークを迎えた。身に覚えのない罪をきせられながらも、もはや自分を信じられず「俺にはわからねぇ、何が夢で何がうつつなのか」と涙ながらに意次に訴える源内、憔悴した源内に「夢ではない! 俺はここにいる」と力づける意次。そんな意次の言葉に嗚咽する源内に「田沼様お優しい…」「もう泣くしかない」「こんなつらい退場とは」と悲壮な声が押し寄せた。

 劇中、蔦重の“人生の師”として描かれ、登場人物の中でも屈指の人気を誇る源内のあまりにもあっけない最期。辞世の句は「乾坤の手をちぢめたる氷かな」だった。終盤、源内の死にうちのめされ号泣する蔦重と、蔦重を慰める須原屋(里見浩太朗)の金言、その先の第二章の幕開けも涙を誘い、「須原屋さんさすがだわ」「これぞ文学文化の神髄」「須原屋さんの心意気に涙」「伝えていくことの大事さ…泣けました」「マジ神回」「すごい脚本」「平賀源内がヤスケンさんでよかった」「頑張って蔦重!」と怒濤のごとく感想が飛び交っている。(石川友里恵)

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