ADVERTISEMENT

『スター・ウォーズ』クリエイター『もののけ姫』を絶賛 セレブレーションで鑑賞呼び掛け

「スター・ウォーズ:アソーカ」シーズン2の撮影開始は来週から
「スター・ウォーズ:アソーカ」シーズン2の撮影開始は来週から - (C)2025 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved 2025 Getty Images

 映画『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アソーカ」のパネル(ステージイベント)が19日に千葉・幕張メッセで開催中の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」(4月18日~20日)で行われ、クリエイターのジョン・ファヴローデイヴ・フィローニをはじめ、ロザリオ・ドーソンヘイデン・クリステンセンが登壇した。

【画像】アナキン役ヘイデン・クリステンセンも来日!

 本作は、アニメ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」などで活躍した、アナキン・スカイウォーカーの弟子アソーカの旅を描くドラマシリーズ。ロザリオがドラマ「マンダロリアン」に続いてアソーカを演じ、アニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」とつながる物語が描かれる。この日は、シーズン2の撮影が来週にも始まることが明かされた。

ADVERTISEMENT

 アニメシリーズでジョージ・ルーカスと共にアソーカを生み出したデイヴ。以前から、アソーカは宮崎駿監督作『もののけ姫』の主人公サンからインスピレーションを受けたと明かしており、この日も「私が一番好きなアニメーション映画のひとつが『もののけ姫』なんです。この偉大な作品への敬意を込めて、アソーカの頬にある二本の牙のような模様は、(『もののけ姫』の主人公)サンの顔の模様に由来しています。そうした小さなオマージュが至る所に散りばめられているんです」と言及。

 さらに「アソーカが狼に乗るシーンを実現しようと何年もトライしてきて、ついにそれが書けたんです(笑)。あのイメージが大好きなのでどうしてもやりたかった」と語ったデイヴは「もはや(推薦する)必要はないんですが、まだ『もののけ姫』をご覧になっていない方はぜひ観てください。本当に素晴らしい、唯一無二の作品です」と語ると、世界中の『スター・ウォーズ』ファンが集まる会場で歓声があがった。

サンとアソーカ(C)2025 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

 実写版でロザリオ演じるアソーカは、デイヴが監督・脚本を手掛けた「マンダロリアン」シーズン2の第5話「ジェダイ」で初登場。ファヴローは「『マンダロリアン』のシーズン1が終わった後、次のストーリーや時系列をどのように展開するか考えていたんです。そのとき、他のメディアで描かれたキャラクターを実写に登場させることができるんじゃないかと考えました。デイヴが、10年以上にわたってよく知っているキャラクターたちを、実写のスクリーンに登場させることができると考えた。そして最初に思いついたのが、彼の一番のお気に入りであるアソーカだったんです」と明かす。

ADVERTISEMENT

  シーズン1を通じて、主人公としてアソーカを演じたロザリオは「本当に素晴らしい経験でした。最初に彼女について話し合ったときは、『うまくいくかどうか、とにかくやってみよう』っていうスタンスだったんです。今までこれほど特殊なキャラクターを実写で表現したことはなかったですし、ファンの反応も、実際に演じるとどうなるのか、それに意味があるのかどうかも未知数でした。本当に『この1話だけやって、様子を見よう』という形だったんです。

 デイヴは「僕らがすごく悩んだ部分なかでも一番大きな議論は『アソーカを連日のように実写でスクリーンに登場させることができるのか?』というものでした。毎回肌をオレンジに塗らなければならないし、(頭の)ヘッドテールがどう動くのか、コンタクトレンズを使ったときもすごく大変で、初めは簡単なことが一つもありませんでした。そして、ロザリオはいつも一番早く現場に来て、一番最後まで残ることになる。そんな状況に耐えながら、常にポジティブでいてくれたあなたには、心から感謝していますよ」と感謝。

 そのうえでロザリオは「アソーカのコスプレをした人たちを尊敬しているんです。私には毎日(メイクを)手伝ってくれるチームがいたのに、それでも本当に大変でしたから。それでも皆さんがこのキャラクターに愛と情熱を注ぎ、オレンジの姿を見せてくれることを、本当に感動的で毎回圧倒されます」とファンに感謝していた。(編集部・入倉功一)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT