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難しい!『ミッション:インポッシブル』シリーズで続投するために必要なこととは?

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で脇を固めたキャスト陣
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で脇を固めたキャスト陣 - (C) 2025 PARAMOUNT PICTURES.

 トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第8弾『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(公開中)の来日記者会見では、クリストファー・マッカリー監督が本シリーズにおけるキャストとキャラクターの関係について明かす一幕があった。

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 マッカリーは脚本のリライトを担当した第4弾『ゴースト・プロトコル』でシリーズに初参加し、第5弾『ローグ・ネイション』で監督に就任して以来、この最新作まで計4作で監督と脚本を務めている。

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 マッカリー監督は「僕たちは、役を書いてから俳優を探すのではない。まず、一緒にぜひ働いてみたいという俳優を探してから、彼らと一緒に役を作り上げる。だから彼ら(ベンジー役のサイモン・ペッグ、パリス役のポム・クレメンティエフ、グレース役のヘイリー・アトウェル、ドガ役のグレッグ・ターザン・デイヴィス)が今ここにいるのは、彼らが並外れた才能と素晴らしい生まれつきの能力を持っているからだ」とトムと共に選んだキャスト陣をたたえる。

 「『ミッション』は一筋縄ではいかない相手。1本作るだけでもものすごく大変なのに、複数本となると余計にそうだ。ここに座っている面々は複数の『ミッション:インポッシブル』映画に出演しているわけだが、その理由は『ミッション』が彼らを愛しているから。そして、彼らがこのシリーズにもたらしたものを愛しているから」とキャラクターづくりにいかに貢献し、『ミッション:インポッシブル』シリーズそのものからの愛を得られるかが続投のカギとなっているようだ。

 マッカリー監督は「特に本作では、俳優陣の演技は繊細でニュアンスがあり、たくさんの人間性と感情が込められている。そしてその多くが、セリフでではなく、振る舞いや他者との交流を通して表現されている。彼らはわれわれにとってものすごいギフトだった。彼らが映画作りのプロセスを、ずっとやりがいのある感動的なものにしてくれた」とキャスト陣への賛辞を惜しまなかった。

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 また、超絶スタントでいっぱいの本作だが、出発点は“感情”だったと明かしたマッカリー監督。「本作へとつながる前作『デッドレコニング』に取り掛かることになってトムと最初に話したのが、“よりエモーショナルな映画を作ろう”ということだった。その前の『フォールアウト』で学んだことを生かし、国際的なスパイアクション映画にエモーショナルなストーリーを注入しようと。僕たちはそれを、イーサン(トム)だけでなく、すべてのキャラクターでやりたかった。そしてそれは、ここに座っている人たちとでなきゃできなかった」と続けていた。(編集部・市川遥)

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