柳葉敏郎、15年半ぶり月9出演！勝村政信と福原遥「明日はもっと、いい日になる」で共演
柳葉敏郎と勝村政信が、福原遥主演のフジテレビ系・7月期の月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」（毎週月曜・21時～21時54分）に出演することが明らかになった。柳葉の月9への出演は「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season」（2010年1月クール）以来、約15年半ぶり。勝村は「元彼の遺言状」（2022年4月クール）以来、約3年ぶりとなる。
本作は、児童相談所への出向を命じられた刑事が、さまざまなこどもたちとその親と向き合い、ともに成長していく姿を描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。凶悪犯から小さなこどもに向き合うことになる主人公・夏井翼を福原が、翼の指導係となるベテラン児童福祉司・蔵田総介を林遣都が演じる。
柳葉が演じるのは、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞（みなみの・じょう）。かつては別の児童相談所の所長を務めており、定年で引退したが保育士として現場に戻った。こどもたちや職員たちからは「じょーさん」のあだ名で慕われ、翼をはじめ、 さまざまな過去や事情がある職員たちのことを温かく見守っている。「物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています」という柳葉は、15年半ぶりの月9出演に「その頃を知っている方々にも楽しんでいただきたいと思っています」と意気込む。
そして、勝村が演じるのは、児童相談所の所長である桜木里治郎（さくらぎ・さとじろう）。所長ながらこれまで事務職一筋で、こどもたちや現場の職員から愛されたいという承認欲求がありながら、予算のかかる要求に対しては何かと理由をつけて逃げ回る。周囲とあつれきを生むのが嫌いで、何事も穏便に済ませたいと考えているが、南野との間に因縁を抱えている様子。勝村は「いろんな意味で愛されていくキャラクターになったらいいなと思っています」と語っている。
本作にはそのほか、生田絵梨花、風間俊介が出演。「イップス」「元彼の遺言状」などの宮崎暖（崎はたつさき）がプロデュース。脚本は劇団時間制作主宰で「キャスター」（TBS）などに携わる谷碧仁。演出は相沢秀幸、下畠優太、保坂昭一が務める。柳葉敏郎、勝村政信のコメントは以下の通り。（編集部・入倉功一）
柳葉敏郎
ーー本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「今回のドラマが僕にとって久しぶりのオリジナル作品ということで、若い頃に出演していた月9作品のことをふと思い出しました。物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています」
ーー台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか？
「南野は基本的には昭和の人間なので、昭和で培ってきた人の愛情というものを、こどもたちや親はもちろん、児童相談所のメンバーたちにも共有できたらいいなと思います。どういうコミュニケーションが取れるかも自分の中では楽しみにしています」
ーー最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「社会の問題にも取り組んでいる内容になっています。僕自身、月9への出演が約15年半ぶりということもあり、その頃を知っている方々にも楽しんでいただきたいと思っています。ドラマというのは人と人のつながりをどれだけすてきに見せられるかだと思っているので、今回はこどもたちも多いですから、世代の異なる登場人物たちの人間関係も楽しんでもらえたらと思います」
勝村政信
ーー本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「このお話をいただいたときに、児童相談所という場所で何が行われているのかを詳しくは知らなかったので、いろいろと調べさせていただきました。そして、こういう世界があるのだなという驚きがありました」
ーー台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか？
「それぞれがいろいろなものを抱えている中で、台本は明るく描かれていたので、これは演じるのが楽しみだなと思いました。桜木という役は、こどもたちのことをしっかりと考えているのですが、ちょっと出たがりなところがあって（笑）。あとは予算なども考えている現実的な人だなと思いました。いろんな意味で愛されていくキャラクターになったらいいなと思っています」
ーー最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。「とてもヘビーなテーマを扱っていますが、明るく楽しく描かれていきますので、その差異がとても楽しめるドラマになっていくと思います。僕も楽しみです」