『007』次のジェームズ・ボンド有力候補が判明

ダニエル・クレイグに続く7代目ジェームズ・ボンドとして、『スパイダーマン』シリーズのイギリス人俳優トム・ホランド(29)、『キングスマン:ファースト・エージェント』のイギリス人俳優ハリス・ディキンソン(29)、『プリシラ』のオーストラリア人俳優ジェイコブ・エローディ(28)が有力候補に挙がっているとVarietyが報じた。
【画像】イケメンすぎる!プレスリーを演じたジェイコブ・エローディ
映画『007』シリーズの新作はAmazon MGM スタジオが進めているものだ。Amazonは2022年に映画会社MGMを買収し、今年3月に長年映画『007』シリーズのプロデューサーを務めてきたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリと合弁事業を締結。これにより『007』のクリエイティブコントロールは Amazon MGM スタジオの手に渡り、Amazonが自由に新作映画やスピンオフシリーズを制作することが可能になった。新プロデューサーには『スパイダーマン』シリーズのエイミー・パスカルと『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ハイマンが就任している。
Varietyが関係者の話として報じたところによると、Amazon MGM スタジオとパスカル&ハイマンは7代目ボンドに30歳以下のイギリス人俳優を起用したいと考えているのだという。そして、希望リストの上位に載っているのが先述の3人だ。ジェイコブはオーストラリア人だが、2代目ボンドのジョージ・レーゼンビーもオーストラリア人ということで問題はないよう。身長でいえば、ハリスは188センチ、ジェイコブは196センチと高身長で、トムは169センチ。ちなみに6代目ボンドのダニエルは178センチで、歴代ボンドの中で最も小さかった。
メガホンを取るのは、『DUNE/デューン 砂の惑星』『デューン 砂の惑星PART2』『ブレードランナー 2049』『メッセージ』などのフランス系カナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴに決まっている。ヴィルヌーヴ監督は、『教皇選挙』のエドワード・ベルガー監督、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のポール・キング監督、ドラマ「ウエストワールド」のジョナサン・ノーラン監督を抑えて『007』監督の座を勝ち取ったとされている。(編集部・市川遥)


