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「ばけばけ」朝ドラらしかぬダークなテイスト話題!予告編に猛反響

ヒロイン・高石あかり&少女期を演じる福地美晴
ヒロイン・高石あかり&少女期を演じる福地美晴 - (C)NHK

 2025年度後期の高石あかり(※高=はしごだか)主演による連続テレビ小説第113作「ばけばけ」(秋放送開始予定)の予告編が4日に公開され、「映画のような」クオリティーの高さや随所にのぞくダークなテイスト、大河ドラマファンにも刺さる豪華キャストの顔ぶれなどが注目を浴びている。

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 「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868~1932)がモデルのトキ(高石)と、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした夫のヘブン(トミー・バストウ)をフィクションとして描くストーリー。怪談を愛する二人が、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡ぐ。脚本は、ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや「きょうの猫村さん」などのふじきみつ彦が担当する。

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 予告編は、トキが「ギギィ……」とそっと扉を開く場面からスタート。「おった!」と興奮するその先には何があるのか。トキがヘブン(トミー・バストウ)と握手を交わす場面もあり、母(池脇千鶴)、祖父(小日向文世)らも登場し、トキの没落士族としての受難が浮かび上がってくる。かわいらしいウサギが登場したかと思いきや、トキの父(岡部たかし)が藁人形に五寸釘を打ち込む不穏な場面も。

 トキのお見合い相手・山根銀二郎(寛一郎)やトキの親戚・雨清水傳(うしみずでん/堤真一)らも登場。そして、中盤には吉沢亮演じる中学校の英語教師・錦織友一(にしこおり・ゆういち)が。出演発表時には「「英語教師なので、それなりに英語をしゃべります」とは言われていたのですが、台本を頂いたら思っていた2.5倍くらい英語だった」と吉沢がコメントを寄せていたが、予告編では流ちょうな英語ゼリフを披露している。

 雨清水傳は「怪談とは怖いだけでなく寂しいものよう」と言う。ラストは、トキがろうそくに火をともし「では、わたくしトキの話を……」と語り掛ける場面で幕を閉じている。

 ネット上には「映画みたいなルック」「クオリティたか!」「映画みたい!!」「ドラというより大河のクオリティ」「ドキドキが止まらない」「期待しかない」と興奮の声が相次ぎ、「朝ドラらしからぬ湿った空気感」「怖さ暗さ不気味さを感じる」「暗く美しい世界」「雰囲気ステキ」など、ダークなテイストも注目を浴びている。また、吉沢亮と堤真一という大河ドラマ「青天を衝け」(2021)の顔ぶれへの反応も。同作で吉沢は大河ドラマ初出演にして「日本資本主義の父」と称される主人公の渋沢栄一を演じきり、堤は徳川慶喜(草なぎ剛)の愛すべき側近・平岡円四郎役で人気を博していた。(編集部・石井百合子)

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