『エイリアン:ロムルス』続編、監督交代へ 脚本はすでに完成

SF映画『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』(2024)を手がけたフェデ・アルバレス監督が、現在企画されている続編は手がけないと、toofabに明かした。
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『エイリアン:ロムルス』は、シリーズの生みの親であるリドリー・スコット監督が手がけた『エイリアン』1作目(1979)のその後を描いた作品。廃墟と化した宇宙ステーション“ロムルス”に侵入した6人の若者たちに、エイリアンの悪夢が襲いかかった。
アルバレス監督によると、続編の脚本はすでに完成しているとのこと。しかし、自らメガホンを取る予定はなく「バトンを渡すことにしました」と明言し、「私はリドリー・スコットと一緒にプロデュースします。今、まさに新しい映画監督を探しているところです」と進捗を明かした。
『エイリアン』シリーズでは、作品毎に別の監督にバトンタッチする流れができており、アルバレス監督も「リドリーを除けば、これまでもそういう流れだったと思います。1本撮ったら、次の人にバトンを渡すんです」と語っている。
引き続きプロデューサーとして携わるアルバレス監督は、「私たちは『ロムルス』ではじめた物語を続けたいと思ったので、(続編の)脚本を書きました。この物語をこれからも続けたい。あとは、本気でやってくれる監督を見つけたいんです」と改めてシリーズ継続への意欲を示した。
続編の公開時期は未定。詳細も不明だが、前作で生き延びた主人公・レイン(ケイリー・スピーニー)とアンディ(デヴィッド・ジョンソン)のその後を描くとみられている。(編集部・倉本拓弥)


