マッツ・ミケルセン、今度は宇宙に取り残される 遭難した宇宙飛行士役で映画主演

ドラマ「ハンニバル」や映画『ドクター・ストレンジ』などで知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、SFサバイバル・スリラー映画『アミ(原題) / Ami』で主演を務めることが明らかになった。Deadlineが独占で報じた。
マッツが今回演じるのは、遭難した宇宙飛行士。『残された者-北の極地-』(2018)では北極に取り残された男を演じたが、今度は宇宙でひとりぼっちになった男に挑む。
事故で未知の惑星に不時着した宇宙飛行士に残された唯一の助けは、量子AIコンパニオンのアミだ。宇宙でのサバイバルを通じて、彼は記憶の脆さ、孤独、精神の強靭さと向き合うことになるという。
映画は現在、スペインで撮影されている。AIコンパニオン・アミの声は、マッツの親友ノーマン・リーダスのパートナーであるドイツ人女優ダイアン・クルーガーが担当。監督は、本作が長編デビュー作の新鋭フェルナンド・スールマンで「『アミ(原題)』で心を動かされたのは、このジャンルが持つスケールと親密さの両立を通じて、人間的な物語を語る機会でした。SFの物語の枠を押し広げつつ、その根底にある感情の真実に基盤を置きたいと思っています。単なるサバイバル映画を作るのではなく、観客を深く個人的な宇宙の旅に招待したいです」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)


