実写版『沈黙の艦隊 北極海大海戦』さらなるクライマックスバトル…激闘ビジュアルが公開

大沢たかお主演でかわぐちかいじの人気漫画を映画化した『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(公開中)から、壮絶な潜水艦バトルと共に描かれる、さらなるクライマックスバトルのビジュアルが公開された。(ネタバレ注意。以下、映画の内容に触れています)
【ネタバレあり】『沈黙の艦隊 北極海大海戦』バトルシーン新規カット
本作は、日本初の原子力潜水艦に核ミサイルを積んで逃亡し、独立戦闘国家「やまと」を宣言した艦長・海江田四郎(大沢)の戦いをめぐって、国家間の思惑と人間ドラマが交差するポリティカルアクションサスペンス。Amazon Original ドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」(配信中)を経て、“北極海大海戦”に挑む「やまと」と、日本国民に「やまと」の存在を問う“やまと選挙”。海中と地上で展開する激戦が描かれる。
タイトルの通り、今作の戦いの舞台となるのは極寒の北極海。ニューヨークを目指す海江田は、アメリカとロシアを隔てるベーリング海峡を潜航するが、各国の戦力が配備された北極域では、洋上での大規模戦闘は不可能。合衆国大統領ニコラス・ベネット(リック・アムスバリー)は、最新鋭原潜・アレキサンダーの投入を決断する。
アレキサンダーを操る艦長ジョン・A・ベイツ(ブライアン・ガルシア)は、米政界の名門ベイツ・ファミリーの養子であり、ベイツ家の名誉をかけて「やまと」に迫る。劇中ではベイツと彼の兄弟との絆を描くドラマも盛り込まれており、X(旧Twitter)では「ベイツ兄弟のシーンは泣いた」などの声も。常識では考えられない動きで「やまと」を翻弄するアレキサンダーと、その“謎”に迫る海江田の戦略と共に、一族の名誉と兄弟の絆をかけたベイツの戦いに涙した観客も多かったようだ。
さらに、「やまと」の戦いは、北極海からニューヨーク沖へと展開。アメリカの威信をかけて待ち構える米国艦隊と「やまと」との戦闘を描く、さらなるクライマックスバトルが描かれる。公開されたビジュアルでは、「やまと」が挑む、米艦隊の圧倒的な物量による苛烈な攻撃の一端と、原作の名シーンを思わせる場面が映し出されており、北極海の潜水艦バトルとは趣の違う大規模バトルへの期待が高まる。(編集部・入倉功一)


