『エイリアン』ウェイランド・ユタニ社、『プレデター』新章でも暗躍「これまでとは一味違う」監督が予告
『プレデター』シリーズ新章となる映画『プレデター:バッドランド』(11月7日全国公開)から、同作と『エイリアン』シリーズをつなぐ巨大企業ウェイランド・ユタニ社について、ダン・トラクテンバーグ監督やアンドロイド・ティア役のエル・ファニングが語る特別映像が公開された。
【動画】ウェイランド・ユタニ社の役割とは…『プレデター:バッドランド』特別映像
『エイリアン』シリーズに度々登場するウェイランド・ユタニ社は、冷酷かつ利益至上主義な悪名高き多国籍企業。『エイリアンVS. プレデター』(2004)では前身企業「ウェイランド社」として登場しており、プレデターやエイリアンと関係が深い。最新作の主人公プレデター・デクとタッグを組むティアは、ユタニ社が製造したアンドロイドだ。
『プレデター:ザ・プレイ』『プレデター:最凶頂上決戦』に続いてシリーズ作品を手がけるトラクテンバーグ監督は、「『ザ・プレイ』の後、何を描こうかと考えた時、プレデターとロボットの冒険譚が頭に浮かんだ」と発想の原点を明かし、「ロボットといえば『エイリアン』のユタニ社製アンドロイドだ」とユタニ社の登場は自然な流れだったと認めている。

とある理由で上半身だけになったティアを演じるエルは、「ティアはウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドよ。舞台となる惑星を知り尽くしていて、デクに有益な情報をもたらすの」と本作での役割を語る。エルは同作で、ティアと瓜二つのアンドロイド・テッサも演じ分けており、二人がどのような関係なのかも気になるところ。
さらに映像には、ティアやテッサのみならず、ユタニ社が派遣したアンドロイド集団や『エイリアン2』でお馴染みのパワーローダーらしき巨大ロボットも登場する。トラクテンバーグ監督は「これまでとは一味違うアンドロイドも見どころだ。通常は単独で人間のクルーに溶け込むが、今回はアンドロイドの集団が登場する。獲物を追い詰める冷酷なハンターだ」と彼らがデクの脅威になることを予告している。映像のラストでは、『エイリアン』の予告編で流れるお馴染みの効果音が使用されており、両シリーズの本格的なクロスオーバーにも期待がかかる。(編集部・倉本拓弥)


