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『プレデター』主人公・デク役、過酷撮影で15キロ減量 エル・ファニング背負い山&川を疾走

『プレデター:バッドランド』主人公デクと相棒のティア
『プレデター:バッドランド』主人公デクと相棒のティア - (C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 映画『プレデター:バッドランド』(全国公開中)で主人公のプレデター・デクを演じた俳優ディミトリアス・シュスター=コローマタンギは、過酷な撮影でおよそ33ポンド(=15キロ)も減量したという。本人が Entertainment Tonight に明かしている。

【画像】チャーミングな素顔!デク役のディミトリアス・シュスター=コローマタンギ

 強者を狩ることを誇りとするヤウージャ族から追放されたデクが、宇宙で最も危険な惑星でサバイバルを繰り広げる本作。デクは途中、上半身しかないアンドロイド・ティア(エル・ファニング)と予期せぬ出会いを果たし、彼女を担ぎながら獲物を狩っていく。

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 全身フル装備でデクに成り切ったディミトリアスは、コスチュームの重量について聞かれると「10キロくらいだったと思います」と回答。「汗が吹き出していただけで、(体重が)15キロ落ちました」と過酷な撮影を振り返る。

 プレデターの装備だけでも相当な重さだが、ディミトリアスは背中にエル本人を担いだ状態で撮影しなければならなかった。「あれはCGではありません。彼女が私の背中に括りつけられていました。上腕二頭筋や肩のトレーニングにもなりましたね。その状態で川や山を駆け抜けました」

 またディミトリアスは、エルを背負うことになると知った時のエピソードをVarietyで紹介している。「最初に台本を読んだとき、デクがティアを背中に背負っている描写を見つけて『すごくいいアイデアだけど、CGで表現するんですよね? 彼女には脚があるわけで、実際にやるわけではないですよね?』と思いました。でも、ダン(・トラクテンバーグ)監督は、どんなことでも実現させるんです。1か月かけて、スタントチームと一緒に、エルを僕の背中に乗せるための装置のリハーサルを行いました。エルの脚は吊り具の中に入った状態で、二人ともハーネスを装着しました」

 現在24歳のディミトリアスは、トロント国際映画祭で“ライジング・スター”として注目されるなど、ニュージーランドの新星として今後が期待される注目株。歴史ある『プレデター』シリーズでの経験は「学びの連続」だったと振り返っている。(編集部・倉本拓弥)

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