『ジュラシック・ワールド』子役、続編に前向き “相棒”ドロレスとの再会熱望「強い絆で結ばれている」

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のデジタル配信にあわせて、デルガド一家の末っ子イザベラを演じた子役のオードリナ・ミランダが、撮影地であるタイ・プーケットでインタビューに応じ、劇中で深い絆を育んだ相棒の恐竜・ドロレスの裏側や、キャラクターの今後について語った。
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『ジュラシック』シリーズ新章として製作された本作は、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後を舞台に、新薬開発に必要な恐竜のDNA回収を任された傭兵や科学者たちの姿を描いたアクション・アドベンチャー。イザベラは、父ルーベン、姉のテレサと恋人ザビエルと船旅中に遭難し、恐竜たちが棲む危険な島へと足を踏み入れる。
そこで彼女が出会うのが、全長1メートル未満の小型恐竜・アクイロプスだ。イザベラは恐竜に「ドロレス」と名付け、家族と一緒に冒険を繰り広げる。ドロレスは大型恐竜とは異なり、アニマトロニクスで制作され、オードリナはドロレスをリュックに入れた状態で演技することができた。
オードリナは「ドロレスは本当に可愛いんです!」とニッコリ。「撮影の全過程で一緒にいられたことが嬉しかったです。彼女のおかげで役に入り込みやすかったし、実物が存在するのは本当に助かりました。何もない場所で演じるのと、目の前に本物がいるのは全然違います。アニマックスも時々『本当に本物じゃない?』と思うくらい精巧でした。現場ではいつも人気者で、みんなドロレスを見学するために集まっていました」と撮影現場の様子を振り返る。
ドロレスのアニマックスを操作するには、3つのリモコンが必要だという。「ひとつは頭部の動きやまばたきを制御するリモコン、ひとつは胴体部分の動きを制御するリモコン、そしてもうひとつが全体の動きをまとめるリモコンです。あの小さくて可愛い恐竜を動かすには、3人のスタッフが必要なんです」
新キャラクターたちが躍動した『ジュラシック』シリーズは、さらなる続編展開も期待ができる。現状、続編に関する動きは見られないものの、オードリナはオファーが届いたら「もちろん、イエスです!」とイザベラ再演に前向きな姿勢を見せ、「私とドロレスは本当に強い絆で結ばれていると思います。お互いすごく心地よい関係を築けたので、どうなるかはまだ分かりませんが、また一緒に演技ができたら最高です」と目を輝かせていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
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