反町隆史×大森南朋×津田健次郎、フジ連ドラでトリプル主演 古沢良太の最新作「ラムネモンキー」1月期放送

反町隆史、大森南朋、津田健次郎が主演を務める、脚本家・古沢良太の最新作となる連続ドラマ「ラムネモンキー」(毎週水曜22時~22時54分※初回15分拡大)が、2026年1月14日からフジテレビ系で放送されることが発表された。声優としても活躍する津田は、本作で地上波の連続ドラマにおいて初主演を飾る。
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「ラムネモンキー」は、“こんなはずじゃなかった”大人たちの再会と再生を描いた「1988 青春回収ヒューマンコメディ」。古沢自身が、青春をすごした1988年という時代に立ち返り、少年時代の記憶と今の感性を融合させた、笑って泣けて少し謎めいた作品に挑む。
主人公は、1988年の中学生時代に、映画研究部でカンフー映画制作に夢中だった、見た目も性格もバラバラな幼なじみ3人組。51歳となり、それぞれ「こんなはずじゃなかった」と人生に行き詰まりを感じている彼らは、少年時代を過ごした町の建設現場から人骨が発見されたというニュースをきっかけに再会。そこで、中学時代に憧れだった、顧問教師の謎の失踪事件をめぐる記憶の断片が掘り起こされ、人生の迷子となっていた3人が再び走り出し、“青春の輝き”を取り戻そうとする姿が描かれる。
反町が演じるのは、最も“陽キャ”で大手商社で営業の花形だったが、ある事件で閑職に追いやられ、人生にむなしさを感じている吉井雄太(通称:ユン)。大森は、夢を叶えて映画監督になったものの、スランプ中で孤立しがちな“クセ強”映画アニメ・オタクの藤巻肇(通称:チェン)。そして津田は、漫画家を目指していた時期もあったが、母の店を継いで理容師となり、現在は認知症となった母の介護に追われる“気弱”な博愛主義者の菊原紀介(通称:キンポー)を演じる。反町と大森は本作が初共演。大森と津田は同じ出演作はあったが共演シーンがなく、今回が実質初めての共演となる。
企画・プロデュースは、「全領域異常解決室」(2024)や「ストロベリーナイト」シリーズ(2012ほか)など数々のヒット作を生み出し、「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢作品も多数手掛けてきた成河広明が担当、名タッグが再び実現する。キャスト・スタッフのコメント全文は以下の通り。
脚本:古沢良太
「中二病全開だったころの自分を、恥ずかしく葬り去りたいとずっと思っていたけれど、いつしか眩しく取り戻したいと思うようになっていました。そんな恥ずかしい気分で、迷える大人たちのちょっと変わった話を書きまして、素晴らしい方々が集まってくださいました。こっそり見てください。恥ずかしい気分になるかもしれませんので。だってどうせみんなも永遠の中二病でしょう?」
反町隆史
Q)今作への出演が決まったときの思いをお聞かせください
「古沢さんが生み出す独特の世界観にいつも魅了されてきたので、今回その世界の一員として撮影に臨めることが本当に楽しみです。大森さん、津田さんとどんな景色が広がっていくのか、自分自身もワクワクしています」
Q)台本をお読みになった感想
「3人の関係性や台詞の空気に、まさに古沢さんらしい世界観が息づいていると感じると同時に、どこか現実にもありそうなリアルさがあって、とても惹きつけられました。現在と過去が交互に描かれる構成が物語に奥行きを与え、重なり合うことで一層の深みが生まれていると思います」
Q)演じる雄太の印象は? どのように作り上げていきたいですか?
「僕が演じる雄太は、特別なキャラクターではなく、どこにでもいそうな“普通の人”です。そんな雄太がさまざまな出来事に巻き込まれながら、大切な過去を少しずつ思い出していく姿を、強くなりすぎず、自然体で、“普通らしさ”を大切にしながら演じたいと思っています」
Q)視聴者の方へのメッセージ
「『ラムネモンキー』は、現代のシーンに昭和の少し不思議な時代感が溶け込んだ、とても魅力的なドラマです。独特な世界観を存分に味わっていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください!」
大森南朋
Q)今作への出演が決まったときの思いをお聞かせください
「タイトルから面白いですし、お話いただけてうれしかったです!反町さん、津田さんという同世代のお2人とこの物語をやるということもすごく楽しそうだなと思いました。僕は古沢さんの作品の台詞が好きで、きっと今回もまたいっぱいしゃべるんだろうな(笑)と思っていましたが、読んだら止まらない面白さだったし、何度もお世話になっている古沢さんの作品にまた参加できることをうれしく思いました」
Q)台本をお読みになった感想
「テンポ感が抜群で、過去と現在のシーンの兼ね合いも良く出来ているし、僕ら世代にはドンピシャなエピソードてんこもりなので、台本を読んでいてすごく楽しかったです。でも、若い方々にも楽しんでもらえるようにしていきたい。古沢さんの脚本をより面白いと感じてもらえるように演じたいと思っています。あと、ちびっこチェン、ユン、キンポーを演じる方々にも期待大!彼らに雰囲気を寄せていくということもやっていきたい!子供時代を演じる3人に負けない雰囲気とか風合いとかを、僕ら3人が上手に出せたらいいなと思っています」
Q)演じる肇の印象は?どのように作り上げていきたいですか?
「ジャッキー・チェンさんに引っ張られるキャラです(笑)でも、一番チェンが自分に近い感じもしていて、負けず嫌いな部分とかは共感できました。自分の世界に突き進み、勘違いしたまま大人になっているチェンのキャラクターを大切に演じたいです。自分を信じて突き進んでいるところは好きですし、ああいう人に憧れたりもするんですよね。大人になってからは、ちょっと大変かもだけど(笑)」
Q)視聴者の方へのメッセージ
「今回、反町さんと津田さんと3人で、古沢さんの脚本の中でも面白いドラマを一生懸命作っていこうと思っているのでぜひ楽しんでいただければと思います!乞う、ご期待ください!」
津田健次郎
Q)今作への出演が決まったときの思いをお聞かせください
「うれしかったです!反町さん、大森さん、古沢さんという本当に素敵な方々とドラマを作れることにワクワクしていました」
Q)台本をお読みになった感想
「面白かったです!全体的にポップさがありつつ、1988年という懐かしさもある。最初どういう物語になるのか全然わからないところから、話がどんどんつながっていって、途中からうねり始める感じとかも面白くて、すごくワクワクしながら台本を読ませてもらいました。撮影では、古沢さんが作り出した世界観や役の個性を、どうしたらさらに魅力的に魅せられるか考えながら演じています。難しくもありますが、楽しいです!」
Q)演じる紀介の印象は?どのように作り上げていきたいですか?
「主人公3人組のなかでも、紀介以外の2人はある種の強いものを持っているんですが、紀介は大人しくて優しくて繊細な人というイメージです。なるべく繊細にお芝居していきたいと思っています。ただ、3人組の話なので、反町さん大森さんと一緒にわちゃわちゃと楽しく、古沢さんが作り出すコメディの空気も大事にしながら、楽しく視聴者のみなさんに見ていただけるように作っていきたいです」
Q)視聴者の方へのメッセージ
「古沢さんならではの、明るく、ポップで……ただそれだけではない物語としての太い芯がある。なおかつ、ある年代の人にはなつかしい、若いみなさんには逆に新鮮な世界が広がっていく、そんな作品になっていると思います。ぜひ見て頂けたらうれしいです!」
企画・プロデュース:成河広明(フジテレビドラマ・映画制作センター)
「登場人物の心情を丁寧に描く、ちょっと変わったドラマを作りたいと思い、スペースコロニーに住む三人の少年たちが宇宙旅行するひと夏の物語を妄想していました。古沢さんと二人で“ああでもないこうでもない“とラリーをしていたら、いつの間にか、迷える大人たちが中二病を取り戻すひと冬の話になっていました。
元々の妄想は、主人公が三人という設定と少しのファンタジック要素という断片しか残っていませんが、実は主人公たちの心の中にある“子供の頃の思い出“がストーリーの鍵を握るというのがこのドラマの彩りのような……毎週水曜日の夜は“中二“に戻って、ワクワクドキドキしながら楽しんでもらえればうれしいです」


