「ウルトラマンブレーザー」蕨野友也、河崎実監督の怪獣映画で主演決定 ヒロインは「仮面ライダーギーツ」志田音々

『いかレスラー』『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』『日本以外全部沈没』などで知られる“バカ映画の巨匠”河崎実が手がける怪獣映画『怪獣天国』の公開が決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。主演は、円谷プロ制作の特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」で主人公ヒルマ ゲントを演じた蕨野友也、ヒロインは東映特撮「仮面ライダーギーツ」の桜井沙羅/仮面ライダーハクビ役で知られる志田音々だ。
『怪獣天国』は、河崎監督が巨匠・実相寺昭雄監督の怪獣総登場のお祭り的企画や、“特撮の神様”円谷英二監督の発言に着想を得て制作した怪獣映画。『怪獣総進撃』(1968)で登場した11大怪獣を上回る、総勢22体の怪獣が登場する「怪獣のお祭り映画」となっている。
主人公の浅谷浩之は、浅草で中古レコード屋を営むシングルファーザー。息子の健太は、小学4年生なのに怪獣は実在すると信じていた。怪獣の着ぐるみから人間が出てくる姿を目撃して失望した健太だったが、ある日、本物の怪獣・マミトラーと出会い仲良くなる。マミトラーは浅谷家の居候となり、中古レコード屋を手伝うこととなる。
ある日、店の常連でマニアの稲葉が、店から盗んだレコード「怪獣フラメンコ」をかけると異変が生じ、稲葉は怪獣ビッグモンにのっとられてしまう。同じ頃、浅草では怪獣コスプレイヤーたちが次々と怪獣化し、暴れ始める。ビッグモンは世界中の眠っている怪獣たちを蘇らせ、その総攻撃により人間世界を滅亡させようとしていた。マミトラーは巨大化し、テラインコグニータとともに次々と現れた怪獣たちを倒すが、ピンチに。果たして怪獣軍団にマミトラーたちは勝てるのだろうか。
蕨野と志田のほか、キャストには高木ひとみ○、イジリー岡田、佐野光洋、なべやかん、永野希、高野浩幸、二代目三波伸介らが名を連ねる。
映画『怪獣天国』は2026年1月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国公開


