『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』世界興収543億円超えの大ヒットスタート　キャメロン監督が語る特別映像も公開

　ジェームズ・キャメロン監督が手掛ける『アバター』シリーズ最新作『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』が19日に公開され、全世界興行収入約3億4,500万ドル（約543億円）を突破するヒットスタート。大ヒットに合わせて、キャスト陣がキャラクターたちと物語の行く末を示唆する特別映像が公開された。（※数字は Box Office Mojo 調べ、12月22日（月）正午付け、1ドル157.41 円換算）

【動画】『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』キャメロン＆キャスト陣が語る特別映像

　本作は19日に日米同時公開され、日本国内では21日までの3日間で興行収入4億8,093万9,500円、観客動員25万3,520人を記録し、週末動員ランキングで洋画実写No.1となり、全米では約8,800万ドル（約138億円）で週末ランキング1位を獲得。全世界興収3億4,500万ドル（約543億円）を突破した。さらにIMAXでの全世界オープニング成績は約67.8億円（約4,310万ドル）に達し、プレミアムラージフォーマットでの人気を証明した。

　特別映像では、本編シーンと共に、キャメロン監督やキャスト陣が物語の行く末について語る姿が公開。キャメロン監督は「最先端の3Dシステムで俳優の演技に命を吹き込むことで、ファンタジーの世界が現実となる」と語っており、物語の核となるエモーショナルなドラマが、俳優たちの生の演技によって支えられていることに言及。主人公ジェイクの養子キリを演じたシガーニー・ウィーヴァーも「家族、故郷、信じる心を描いた作品」だと力強く語っている。

　また、本作でジェイクたちにとって最大の脅威となるアッシュ族のリーダー、ヴァランを演じたウーナ・チャップリンは、「ヴァランの登場によって、美しい青の世界に灰色の影が差し始める」と不穏なドラマの展開を予感させるコメントを残している。