町田啓太、“大先輩”藤本美貴の言葉が助けに フリースクール舞台のドラマで子どもたちとの撮影に奮闘

俳優の町田啓太が25日に都内で行われた主演ドラマ「タツキ先生は甘すぎる!」(日本テレビ系で4月11日スタート、毎週土曜21時~)の制作発表会見に共演者の松本穂香、藤本美貴、比嘉愛未、江口洋介と出席。フリースクールを舞台にした本作での子どもたちとの撮影の舞台裏を振り返った。
本作は、学校に行きたくない子供たちが安心して過ごせる居場所であるフリースクール「ユカナイ」を舞台に、スタッフの浮田タツキ(町田)が、アートや遊びを通して子どもたちの心の奥底に閉じ込められた気持ちを見つけていくヒューマンドラマ。
町田演じるタツキは、「ユカナイ」の教室長。子どもに対してはどこまでも“甘すぎる”姿勢で向き合うが、その裏には「子どもの気持ちを知りたい」と強く願う思いがある。松本は、元中学校教師の新人スタッフ・青峰しずく役。藤本は料理や衛生面を担当するスタッフ・阿式瑠美役。江口はスクールの代表で私立大学の心理学教授の三雲英治役。比嘉はタツキの元妻で、息子・蒼空(山岸想)を育てる藤永優を演じる。
会見は「ユカナイ」の撮影セットで、児童生徒を演じる俳優たちが遊ぶかたわらで行われた。町田ははしゃぐ子どもたちを優しく見守りながら、「今日はこれでも静かな方。(子どもたちが)喧嘩を始める時もあるんです。人数も本当はもっといて、おんぶや抱っこに始まり、僕の方がいつも遊んでもらっています」と撮影中の様子を紹介する。
子どもたちとの撮影は「発見と驚きがたくさんある」という町田。「エネルギーがすごい」と子どもたちに刺激をもらっているそうで、「それ以上のエネルギーをこちらも出していかないといけない。午前中撮影をしただけで、午後から深夜まで撮影をしていたような気分になることもあります」と体力勝負の撮影を振り返る。
また、子どもたちとの接し方については「最初は不安だった」と明かし、「どう接すればいいかわからないから、みんなと一緒に遊ぶ時間を設けてもらったんです。イス取りゲームをしたり、フルーツバスケットをしたり。結構その時から、みんなから僕の方に来てくれて、助かりました」と話す。
時には藤本が相談に乗ってくれたこともあるといい、町田は「大先輩でもある藤本さんに『こういう時どうしたらいいですか』『構ってばかりいると自分の時間がなくなるのでどうしたらいいですか』って聞いたら『いい意味で適当に。全力でやってると疲れちゃうし、何かやったら『OK!』とか、男の子だったら『かっこいい』って声をかけてあげる感じで。全部何もかもやっていたら大変よ』と言われました。それで楽になった気がします。普段から子供に携わっているみなさんを大尊敬です」と3児の母である藤本の言葉が身にしみた様子。
終盤、タイトルにちなんで出演者同士、現場での「〇〇すぎる」一面を明かしあう一幕もあり、藤本は町田を「優しすぎるし、甘すぎる」と紹介。「それでいうと私が一番厳しい気がする。(子供に)何か誘われても断ったり」と子どもたちとの触れ合い方に言及。対して町田は「僕らからすると藤本さんはプロすぎるんです」と藤本に尊敬の目を向ける。
松本は「江口さんが合間に歌っていたりして、歌いすぎ」と江口の様子を紹介。比嘉も同調し、「メイク部屋でも歌っている」と続くと、江口は「朝は喉を起こすためにやっぱり歌わないと。楽器も現場に置いてあるので」と嬉しそうに返答。町田も「ワンマンライブを間近で聞いている感じがします。贅沢すぎる」と続けた。
一方、町田は比嘉の様子を振り返り「演技の仕事だけでなく、アートもできるし、完璧そうに見える人だけど、撮影で昼の時だったかな……朝から撮影をしていたら、お昼になった途端、スキップしながら『お昼ご飯~』って。明るすぎるし、スキップすぎる(笑)」と比嘉の意外な一面を紹介。また、「松本さんは全肯定すぎる」と松本の撮影時の様子にも触れ、「マイナスなことは全然言わない。僕が気にしたりしていると、そんなことないですって……涙出そうになります、」と話すと、松本も「本当のこと言ってるだけですから」と恐縮していた。(取材・文:名鹿祥史)


