実写『ブルーロック』潔・蜂楽・千切・凪のキャスティング理由

累計発行部数6,000万部を突破するサッカー漫画を実写映画化する『ブルーロック』(8月7日公開)の主演・高橋文哉をはじめとするメインキャストのキャスティングの裏側を、プロデューサーの松橋真三、高田良平(※高=はしごだか)が語った。
実写『ブルーロック』チームV・W・X・Y・Zの面々【場面写真14点】
本作は、原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による同名漫画に基づき、日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた“青い監獄(ブルーロック)”プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。
キャスティングは撮影開始の3年前の2022年頃から開始。「さすがにプロレベルは無理でも、高い身体能力を持っていること。加えて確かな演技力でサッカープレーを熱を込めて演じることができる人たちというのは必須条件でした。もちろん演じるキャラクターと似ているということも」と松橋Pは語る。そんななか、いち早く出演が決まったのが主人公・潔を演じる高橋だったという。「映画はスターを育てるべきもので、その主役は作品の核であり柱だと思う」というポリシーを持つ松橋Pは、かねてよりスター性を感じていたという高橋に『ブルーロック』のオファーとは告げずに面談を取り付けた。
「最初は純粋にご本人の性格や資質を知りたかったんです。どんな人柄なのか、将来の夢やビジョンを持っているのか。初めていろいろお話をして、責任感も強いし、とてもしっかりとした人柄だと感じました。サッカーは未経験でしたが身体能力は高いし、何より潔に似ていますよね。良い人間だと確信したところで、“『ブルーロック』って知ってる?もし演じるんだったら誰がいい?” と聞いたら、“もちろん知っていますし、大好きな作品です。(演じるなら)潔世一がいいです!” とはっきり答えてくれた。その瞬間彼の覚悟が見えたし、この人になら主人公として作品の真ん中を任せられるなと。文哉くんはその面談が終わってすぐにサッカーボールを買って帰ったそうです」。本作で高橋のスター性を確信した松橋Pは、後に『SAKAMOTO DAYS』のシン役をオファーしている。
「明らかにリアルにサッカーがうまい人でないと任せられない」という蜂楽廻役は、かつて東京ヴェルディのジュニアユースで活躍していた実力を持つ櫻井海音にオファー。「抜群にうまいとは聞いていましたが、はるかに想像を超えていましたね。彼もまた原作の中で一番好きなキャラクターが蜂楽だったのは幸運でした。蜂楽の独特の雰囲気を、演技力で見事に表現してくれています」と松橋Pは振り返る。
原作人気の高い千切豹馬を演じた高橋恭平(なにわ男子)も、千切役でのオファーとは告げずにアプローチ。松橋Pは「恭平さんにも最初は千切役でのオファーとは伝えずにお会いしたので、これも運命的なご縁だなと思いました。どこか憂いのある雰囲気も千切にマッチしましたね」といい、高田Pは高橋の2023年公開の主演映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』を思い浮かべつつ、「恭平さんは以前陸上選手の役をやっていたこともあり、走るフォームが本当に美しかった。そこも千切にピタリとはまりました」とはまり役だったことを確信している。
そして、潔、蜂楽、千切らチームZの前に立ちはだかるのが、チームVの凪誠士郎。演じるのは、本作が個人としてスクリーンデビューとなる&TEAMのK。「凪はあの身長とルックスでとんでもない才能を持っている超人で、とりわけ頭を悩ませました。偶然にもKくんを見つけた時、すぐに凪が見えて、このキャスティングはコンプリートできるなと思いました」と、松橋Pは運命的な巡り合わせを述懐する。
そのほかプレイヤー役のキャストはこれまで綱啓永(御影玲王役)、野村康太(國神錬介役)、青木柚(五十嵐栗夢役)、西垣匠(成早朝日役)、倉悠貴(吉良涼介役)らの出演が発表。多くのキャストが1000人規模のオーディションで選出された。



