『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』世界興収歴代4位に!『アバター2』超えもまもなく
全米ボックスオフィス考

先週末(8月28日~8月30日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、トム・ホランド主演映画『スバイダーマン』シリーズ第4弾『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が興行収入2,251万3,101ドル(約36億円)で5週連続となる首位を獲得した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)
【画像】プリンセスみたい!『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でMCU入りを果たしたセイディー・シンク
累計興収は8億9,182万1,029ドル(約1,427億円)となり、歴代全米興収ランキングで2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(興収8億5,837万3,000ドル・約1,373億円)を抜いて2位に。1位は、2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(興収9億3,666万2,225ドル・約1,499億円)だ。
また、世界興収は23億3,282万1,029ドル(約3,733億円)に達し、歴代世界興収ランキングで4位につけた。3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(世界興収23億3,448万4,620ドル・約3,735億円)を抜くのも時間の問題だ。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOデイビッド・ザスラフによってお蔵入りさせられそうになるも、ファンからの声援を受けて公開にこぎつけた『コヨーテVSアクメ(原題) / Coyote vs. Acme』は、興収1,591万4,007ドル(約25億円)で2位デビュー。税負担を減らすために映画をお蔵入りさせるというワーナーの姿勢は反発を招き、同作は最終的に独立系のケチャップ・エンターテインメントが5,000万ドル(約80億円)で獲得するに至った。
『コヨーテVSアクメ(原題)』は、『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』のデイヴ・グリーン監督が手掛けた実写とアニメのハイブリッドのコメディーで、ルーニー・テューンズのキャラクターであるワイリー・コヨーテがアクメ社の欠陥製品をめぐって同社を訴えるというストーリー。ファンが期待したほどの大勝利とはならなかったが、2位にランクインするには十分な堅調な出足で、ケチャップ・エンターテインメントにとって過去最高のオープニング興収となった。
もしも子供番組のキャラクターが実は暴力的なヤバい奴だったら? を描いたホラー映画『バディ(原題) / Buddy』も好調で、興収553万1,024ドル(約8億8,000万円)で6位デビューとなった。これは配給のロードサイド・アトラクションズにとってパンデミック以降最高のオープニング興収で、同社の歴史全体でも2位の記録となった。
一方、苦戦を強いられることになったのが、巨匠リドリー・スコット監督のディストピアサバイバル映画『ラスト・サバイバー』だ。推定7,000万ドル~1億1,000万ドル(約112億円~176億円)の製作費がかかったとされるが、興収770万9,729ドル(約12億円)しか上げられず、5位デビューとなった。主演は、『嵐が丘』『フランケンシュタイン』などのジェイコブ・エロルディ。(編集部・市川遥)
8月28日~8月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
2(初)『コヨーテVSアクメ(原題) / Coyote vs. Acme』
3(3)『オデュッセイア』
4(2)『インシディアス:アウト・オブ・ザ・ファーザー(原題) / Insidious: Out of the Further』
5(初)『ラスト・サバイバー』
6(初)『バディ(原題) / Buddy』
7(4)『パウ・パトロール ザ・ダイノ・ムービー』
8(5)『オークストリートの異変』
9(6)『ミュニティ(原題) / Mutiny』
10(7)『トニー(原題) / Tony』



