阿部寛&永瀬廉が初共演!入院生活から40年ぶりに社会へ…映画『ハッピーリスト』2027年公開決定

(C)2027 "A List for Tomorrow" Film Partners

 阿部寛が主演を務め、永瀬廉King & Prince)と初共演する新作映画『ハッピーリスト』が、2027年2月5日に全国公開されることが決定した。あわせて、メインビジュアルと特報映像が公開され、阿部と永瀬からコメントも寄せられた。

【動画】阿部寛×永瀬廉が初共演!『ハッピーリスト』特報映像

 本作は、日本の精神科長期入院の実態への取材やリサーチから着想を得て生まれたオリジナルストーリー。震災による転院をきっかけに、精神科病院での入院生活から40年ぶりに社会へでた“人生の新人”59歳の江川太郎と、夢も目標も持てずにいる区役所の福祉課で働く“人生の迷子”24歳・岬幸太という年齢も境遇も違う二人が、“やりたいことリスト”を通じて、人生を再出発する姿が描かれる。台湾との国際共同製作作品であり、2024年、釜山国際映画祭の企画マーケットAPM(Asian Project Market)で「ONE COOLアワード」を受賞している。

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 40年ぶりに社会へ踏み出す太郎を演じるのは、2027年に俳優キャリア40周年を迎える阿部。日曜劇場「VIVANT」などで見せる力強い演技から一転、本作では繊細な動きとチャーミングな表情で太郎の純粋さを体現する。ユーモアと深い人間味にあふれた新たな表現で新境地の演技を披露。

 阿部は役作りについて「太郎が病院で過ごした40年間という時間を僕自身が経験することはできないので、それを分かったつもりになって演じることはしたくありませんでした。むしろ、太郎が今、目の前にあるものをどう見て、どう感じるのかを大切にして、できるだけ素直に反応することを心がけました」と明かし、「太郎が『ハッピーリスト』を一つずつやっていく姿を通して、人生をもう一度始めることができると感じてもらえたら」と語っている。

 そんな太郎をサポートする青年・岬を演じるのは、映画『鬼の花嫁』やドラマ「リブート」など俳優としての活躍も目覚ましい永瀬。初共演となる阿部について「台本の読み合わせの段階から『太郎にどう近づき、どう演じていくべきか』について深く話し合われていた真摯な姿が、とても印象に残っています」と振り返り、「2人の間で生まれる自然な空気感や、共に過ごす時間の中で変化していくことを意識して役作りに臨むことが出来ました」と手応えを明かした。

 監督・脚本を務めるのは『燦燦 -さんさん-』『ソワレ』などの外山文治。「日本には入院する必要がないのに何十年も病室で過ごす患者が数多くいる。東日本大震災をきっかけにその事実を知った私は、長期入院の後で新しい人生を力強く歩む主人公を描き、人間の可能性を示す物語を作ろうと思いました」と制作の経緯を語り、「阿部寛さん、永瀬廉さんという素晴らしいバディによって、エネルギーに満ちた作品になりました」と自信をのぞかせる。

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 太郎が岬へ“やりたいこと”を渡す瞬間をとらえたビジュアルは、「何からはじめますか?」というコピーが添えられ、二人の新しい人生の始まりを予感させる仕上がり。特報映像では、40年ぶりとなる現代の街並みに驚く太郎が、岬の提案により「海へ行きたい」「働きたい」「時代劇に出たい」といったリストに挑んでいくコミカルで温かな姿が収められている。
キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。

映画『ハッピーリスト』は2027年2月5日より全国公開

主演 阿部寛/江川太郎(えがわ・たろう)役

太郎が病院で過ごした40年間という時間を僕自身が経験することはできないので、それを分かったつもりになって演じることはしたくありませんでした。むしろ、太郎が今、目の前にあるものをどう見て、どう感じるのかを大切にして、できるだけ素直に反応することを心がけました。太郎という人物を演じる中で、「もしあのとき誰か一人でも彼のことを理解してくれる人がいたら」と思わずにはいられませんでした。ただ、この作品は太郎の過去のつらさだけを描く物語ではありません。失ってしまった時間は取り戻せなくても、人はそこからもう一度、自分の人生を始めることができる。太郎が「ハッピーリスト」を一つずつやっていく姿を通して、そんなことを感じてもらえたらと思います。

永瀬君演じる岬は、最初は仕事として太郎と接しているけれど、ハッピーリストを一緒にたどるうちに、少しずつ太郎を知り、自分自身の感情も取り戻していく。その小さな変化を永瀬君がとても繊細に積み重ねてくれたので、二人の関係も自然に出来上がっていったと思います。40年間病院で生きてきた太郎と、社会の中で自分の生き方を見失っている岬。年齢も境遇もまったく違う二人が出会い、お互いに影響を与えながら少しずつ前を向いていく。その姿をぜひ見届けていただけたら嬉しいです。

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永瀬廉/岬幸太(みさき・こうた)役

台本を初めて読んだ際、世の中には太郎さんのような境遇の方が実際にいらっしゃることに驚き、その事実と向き合うことの難しさを感じました。
僕が演じる岬は、最初は与えられた仕事を淡々とこなすだけでしたが、太郎さんの優しい人柄に触れ、喜ぶ姿を見るうちに自分自身も少しずつ変化していきます。歩んできた人生が全く異なる二人が、理解し合い、寄り添おうとする姿をどう演じるか…太郎さん役の阿部さんは、台本の読み合わせの段階から「太郎にどう近づき、どう演じていくべきか」について深く話し合われていた真摯な姿が、とても印象に残っています。そのおかげで、僕も監督やプロデューサーの皆さんと話し合い、頭で計算して作るのではなく、2人の間で生まれる自然な空気感や、共に過ごす時間の中で変化していくことを意識して役作りに臨むことが出来ました。
自分と境遇が異なる人と接する際、人は無意識に相手を遠ざけてしまったり、関わることを難しく感じたりすることがあるような気がします。ですが一歩勇気を持って踏み出してみることで、心を通わせてお互いに成長していくこともある、とも思いたいです。太郎さんと岬が境遇の違いを超えて、互いに良い刺激を与え合い、理解し合っていくーその過程にある「温かさ」を、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。

監督・脚本:外山文治(そとやま・ぶんじ)

日本には入院する必要がないのに何十年も病室で過ごす患者が数多くいる。東日本大震災をきっかけにその事実を知った私は、長期入院の後で新しい人生を力強く歩む主人公を描き、人間の可能性を示す物語を作ろうと思いました。それは、現代が多様性を謳いながらも、理解できないものは排除され、閉塞感が漂い、やり直すことが難しい社会だと感じるからです。だから今、人生の小さな希望となる「ハッピーリスト」が必要だと思いました。
本作は、阿部寛さん、永瀬廉さんという素晴らしいバディによって、エネルギーに満ちた作品になりました。台詞が少ない難役に向き合う阿部さんのひたむきな努力、現場で納得いくまで何度も挑戦する姿に感動しました。それに呼応する永瀬さんの眼差しの表現力と感性の鋭さに心打たれました。まだ誰も見たことのない二人の新しい魅力が生まれたと確信しています。
また本作は台湾との国際共同製作作品として、文化や言語の違う皆がチームになりました。一つの想いや目的のために手と手を取りあう喜び、理解し合えた時間は私の人生の宝物です。人間の生きる力と、そして一緒に支えあうことの大切さを、映画を通じて感じて頂けたら幸いです。

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