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トリロジーをしっかり継承した劇的“復活”劇

2021年12月17日 相馬 学 マトリックス レザレクションズ ★★★★★ ★★★★★

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マトリックス レザレクションズ

 1作目の続きとの噂とは裏腹に、完全にトリロジーの続編。前3作のメタフィクション化にニヤリとしつつ、“自分は何者なのか?”というテーマの継承に嬉しくなる。

 1作目の展開をなぞった作りで、前半のネオの苦悩の描写に時間を割き、きっちりラブストーリーに持って行く。もはや電話回線の時代ではない“通信”や、人類とマシンが共存する“現実”など、ディテールの凝り具合も面白く、前3作と同様にリピートして見たくなる。

 ネオやトリニティの覚醒が後半に引っ張られる分、新キャラ、バッグスのアクティブな活躍が光る。続編が作られるなら、確固たる意志を持った彼女のアノマリー的覚醒を期待したい。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

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