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ハンデキャップは“かわいそう”ではない!

2022年1月19日 相馬 学 コーダ あいのうた ★★★★★ ★★★★★

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コーダ あいのうた

 元ネタの『エール!』はよくできたヒューマンコメディだったが、それをより繊細に描き込み、よりデフォルメしたのが本作。

 家族の絆を強調したドラマはもちろん、キャラのエキセントリックな部分も強調。セクシャルなアメリカンジョークを織り込みつつ、障がいを持つ者を“かわいそう”ではなく、生命力にあふれた人間として描いている点がいい。

 コメディ色は強いが、それでもシリアスに受け止められるのは、生活感のある日常描写ゆえ。漁師の家の子であるヒロインは、自信なげな表情や服装を含めて魚臭さが伝わってくるほどリアル。役者は皆ハマっているが、やはり主演のエミリア・ジョーンズの好演が歌声ともども光る。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

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