やっぱり…あの人のヴァージョンが観たかったかな。

2015年9月30日 ミルクマン斉藤 アントマン ★★★★★ ★★★★★

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アントマン

P.リードのややレトロな美的センス、コメディの才を僕は大きく買ってはいて、本領発揮とまでは言えぬものの大健闘してはいるが、やはりE.ライトが監督していたらどうなったのかという叶わぬ夢がつきまとう。なんでもライト脚本はもっとシリアス (!?)で、原作ファンのリードはより原点に近づけたのだというけれど、それでもライトらしいアホの痕跡はあちこちにある…ように思う(特にクライマックス、誘蛾灯のくだりなど最高)。アイアンマン以上にちゃらんぽらんなヒーロー、P.ラッドや、『ブルージャスミン』以降重宝されてるコワモテB.カナヴェイルは好演だが、M.ペーニャはコメディが苦手なのか、意外にもあまり笑えない。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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