シネマトゥデイ

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好き嫌いの分かれる実験的映画

  • タイトルからホラーを期待すると、裏切られる。今作は、後悔、悲しみ、愛、そして、必ず死ぬ運命にある人間は自分の存在をどう世の中に残していくのかといった深いテーマに迫るもの。そのアプローチは独創的かつ実験的。幽霊が、まるで幼い子供のハロウィンコスチュームみたいなシンプルなルックスで出てくるのは、そのひとつ。だが、芸術的であるのと同時に抽象的でもあり、自己満足的でもある。見る人によって好き嫌いは大きく分かれるだろう。ケイシー・アフレックにとってはオスカーにつながった「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の次にあたる主演作だけに、演技の見せどころがほとんどないのも残念。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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