映画短評(39ページ目)
心を閉ざしたふたりの大人の不思議なめぐりあい
悪夢のようなどこかに放り込まれる
度胸と暴力でのし上がっていく移民の若者を描く
“映画に愛された”者=マッツのウエスタン風北欧歴史劇
キーパーソンは『ありふれた教室』の女教師
その王道さが涙腺を直撃
またも、映画の神に愛された松村北斗
混沌とした現代を不気味に映し出す唯一無二の怪作
上映時間に尻込みせずに是非!
出逢ってしまった男と男と女
今、ネットで起きていること
生きるため加害者となった被害者の実話
タイムリーかつタイムレスなテーマを語る
メッセージも力強いが、スポーツ映画としての見せ方も新鮮
美麗な作画で原作の名場面を再現
不安と緊張、そして興奮が高まっていく
自らを題材にした覚悟。構成もうまい。是非・論議も含め必見
予習は必要なれど楽しい一本
音楽シーンの移り変わりも見えてくる
自覚的な狂気はニコケイの“お家芸”だと改めて証明
ラブ&マーシー(=愛と慈悲)の物語、再び!
主要キャストは無論、ガイド役のウィル・シャープが絶妙
シラノからドン・キホーテへ!