映画短評(36ページ目)
その家に棲む"プレゼンス"に同化する
大胆な作風・先鋭的テーマも印象は散漫で、じつに評価が難しい
ブラジルの名匠らしいヒューマンな感動。母娘の共演にしみじみ
”動物を救うことは、人間を救うこと”
「森﨑東映画」好き、「日本映画」好きこそ必見!
電化マイルスならぬ、電化するボブ・ディランの軌跡
顔面の傷のリアリティが、この作品の“本気度”を表す
最後の“ポー”の後ろ姿……ある種“挽歌”なドキュメント
観たら、知ってしまったら、自問自答は始まる
水澤紳吾が、終盤の驚異的な長回しの中に居ることの意味
キューブリックの『バリー・リンドン』(75)が参考作!
自由と尊厳を求めて権力へ立ち向かう女性柔道家に胸アツ!
ディランが憑依したようなシャラメの芝居と歌声に酔う
ときめく時間が過ぎていき、欠点が見つからない最高の映画化
スポーツが国境を越えられない不条理
ラストシーンの余韻が今なお残る
もうひとつの、“まっすぐ歩く”
鬼才監督のソフトタッチの味わい
教会の告解室のように自己開示が始まるイエローキャブの車内
フィクションの持つ力を見せつける
雑草の意地とプライドを賭けた女の戦い
いつもながら抜群のキャスティングセンス
キャスティングセンスに唸らされる