映画短評(548ページ目)
だんだん芝居がかってきましたね。
軽やかな河瀬直美と、極上の永瀬正敏。
この時期は誰もが危なっかしい
10年ぶりのシンガーソングライター的な自作自演の佳品
かつて子供雑誌で描かれた輝く未来がここに
ただのちょっといい話…じゃありません。
さすがは『白ゆき姫殺人事件』の監督&脚本コンビ
タランティーノも敬愛する鬼才が、狂気の原点回帰
グザヴィエ・ドランの「作家研究」には必須の一本
真の主役は「越智さん」ですよ!
あくまでもファイナルバトルへ向けた前哨戦
時代の空気を敏感に読んだ冒険ファンタジー
声に出さなければ、行動で示さねば何も変わらない
ハードボイルドな世界観を堪能したい猟奇ミステリー
ファンタジーとユーモアを用いて真理を探るバランス感覚の良さ
あなたに人工知能と共存する覚悟がありますか?
闘士にして天才、そして変人としてのJB
仕掛けは大ぶりだが、芝居や描写はとっても細やか!
干物女にもファッション開眼させるオーバー60代女性に敬礼!
歌って踊れて、演技も上手な若手俳優そろい踏み!
リンチとレフィンのDNAは確かに感じるね。
映画の中央にJBの歌とパフォーマンスがある
リーアム押し作品というより、本格派ミステリー