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彼らは生きていた (2018) 映画短評

2020年1月25日公開 99分

彼らは生きていた
(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4.5

くれい響

最新技術で甦った、兵士たちの青春

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

その昔、批判された『カサブランカ』の着色化のように、「第一次世界大戦の記録映像にを修復・着色する意味合いが?」と斜め目線でいると、確実にブッ飛ばされる衝撃作。絶妙なタイミングで世界が広がり、“彼らは生きていた”ことが証明される。しかも、ノリで年齢をゴマかして入隊し、右も左も分からぬまま訓練を受け、戦地に向かった彼らの前には広がるのは、ドイツ軍の恐怖や仲間の死だけじゃない。ガチすぎるサッカーや運動会に、笑顔の絶えない飯の時間、慰安所などでの艶話などが当事者の言葉で語られていく。帰還兵のエピソードで幕を閉じる構成も素晴らしく、『1917 命をかけた伝令』でも描かれなかった青春がここにある!

この短評にはネタバレを含んでいます
山縣みどり

ピージャクのオタク魂が生んだど迫力映像

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

『1917』に続けて、本作を見たこともあり、第一次世界大戦の泥臭い恐怖が骨の髄まで染みこんだ。当時の写真や映像、絵画などの素材を最新技術で加工した戦闘場面の迫力にただもう圧倒される。出征した兵士のインタビュー肉声が臨場感を生むと同時に死と背中合わせの状況でもユーモアを忘れない人間本来の強さ、仲間を思いやる人間性に感動してしまう。名もなき兵士にレガシーを与えたエンドクレジットまで目が離せない。膨大な資料や素材をふるいにかけて、スクリーンに戦争をリクリエイトする緻密な作業を考えると気が遠くなるが、それこそがP・ジャクソン監督のオタク魂! もう降参です。 

この短評にはネタバレを含んでいます
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