エマの秘密に恋したら (2019):映画短評
王道の設定をキャスティングがモダンにしている
ごく普通の女性がハイスペックな男性の心を射止めるという設定自体は、昔から少女漫画にもよくある、ロマンチックコメディの王道パターン。だが、多様性豊かなキャストが、モダンなニュアンスを与えている。笑わせる場面がたっぷりあるエマのルームメートを演じるのはインド系のスニータ・マニ(『GLOW』)とアジア系のキミコ・グレンだし、エマの上司をトランスジェンダー女優のラヴァーン・コックス(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)が演じているというのも今らしい。ストーリーはとくにサプライズもなくオチも弱いものの、ニューヨークの風景やユーモアを楽しむつもりで軽く見るには十分。
この短評にはネタバレを含んでいます




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