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バーニング・ダウン 爆発都市 (2020):映画短評

バーニング・ダウン 爆発都市 (2020)

2022年4月15日公開 121分

バーニング・ダウン 爆発都市
(C) 2020 ALL RIGHTS RESERVED BY UNIVERSE ENTERTAINMENT LIMITED

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4

くれい響

この邦題に嘘偽りなしの痛快爆破ムービー

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

海底トンネルを爆破した前作『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』との繋がりが一切ないあたり、香港映画らしさ全開。桁違いのスケールアップで、今回も国際空港やら青馬大橋などの名所を爆破し、もはやマイケル・ベイ状態。しかも、御年60歳のアンディ・ラウが無敵&無双状態で動き回る。久々のラウ・チンワンとの共演はファンサービスの域ではあるが、爆破以外にもニッキー・リーによる肉弾戦&銃撃戦もあるほか、『レイジング・ファイア』にも通じるテーマに胸アツ! ぶっちゃけ『アンノウン』からの影響もあるが、「そんなの関係ねぇ」と言わんばかりに、作り手のとんでもない熱量に胸焼け起こす121分だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

香港アクション映画の定番をきっちり継承

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 元爆発処理班の主人公が爆破事件の容疑者になるが、事故で記憶を失っているため自ら事件の真相を探っていく、というストーリーに一捻りあり。そこに、香港アクション映画の定番要素2つが、きっちり盛り込まれている。まず一つは、次から次へとイベントを細かく畳みかけてくるアクション演出。主人公が追われて、自動車で溢れる大通りを横切り、建物に逃げ込んだかと思うと、抜け出てマーケットに入り、銃を撃って人々を遠ざけたかと思うと爆発物を仕掛け----と息を抜く暇がない。もう一つは、男と男の熱い絆。女性の恋人とのドラマ以上に、幼なじみの親友との複雑な間柄、処理班の先輩との信頼関係という、男と男の物語が熱く強烈だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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