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アンダーニンジャ (2025):映画短評

アンダーニンジャ (2025)

2025年1月24日公開 123分

アンダーニンジャ
(C) 花沢健吾/講談社 (C) 2025「アンダーニンジャ」製作委員会

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3.5

くれい響

激しい緩急の差によりカルトムービー化

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

山﨑賢人×福田雄一コンビによる変化球の学園ドラマだけに、『斉木楠雄のΨ難』を思い起こさせるなか、「賭ケグルイ」で開花した浜辺美波の顔芸が、福田監督の手腕によって覚醒! さらに、『室町無頼』における武田梨奈に続いて、正しい使われ方をしていることにガッツポーズしてしまう山本千尋と、相変わらず女優陣の使い方が巧い。もはや定番であるムロツヨシや佐藤二朗がアドリブを繰り出すコントパートと、かなり殺伐としたクライマックスの緩急の差がとてつもなく激しく、原作ファンは困惑してしまうかもしれないが、福田作品らしからぬ独特な空気感により、カルトムービー化したことに、★おまけ。

この短評にはネタバレを含んでいます
村松 健太郎

ヒロインが活きると格段に違う

村松 健太郎 評価: ★★★★★ ★★★★★

年跨ぎで2か月連続新作公開となる福田雄一監督作品。原作についての知識が多少ないととっつきにくい感もありましたが、福田組初参加となる浜辺美波のコメディの巧さもあって楽しく見ることができました。福田作品はヒロインが活きるかどうかでだいぶ見え方が変わってきますね。本筋に関係のないところのギャグパートについては賛否あるかと思います。ここで引っかかってしまって乗れなくなる人もいるかもしれません。クライマックスのアクションパートは山﨑賢人と山本千尋という動ける二人がぶつかり合うので、見ごたえありました。

この短評にはネタバレを含んでいます
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