Demon City 鬼ゴロシ (2025):映画短評
とにかくバイオレンスをやりたいんだ!という心意気
ナタで絶対殺すマン・生田斗真の大量殺人復讐絵巻。家族を殺された主人公が、理屈を超えた強さで敵の一味を皆殺しにしていく。カラッとしたスタイリッシュなアクションというより、ウェットな泥臭いアクションが展開される。生田がナタだけで20人以上殺しまくる階段を使ったワンカット長回しは圧巻。主人公はどうして急に動けるようになった? とか、娘の反応が鈍くないか? とか、いろいろ思うところはあれど、とにかくバイオレンスをやりたい! という制作陣の熱い心意気が伝わってくる。それにしても、無慈悲に大量殺人をするなら愛する家族を持っちゃダメでしょう、という気持ちがどうしても拭えない。
この短評にはネタバレを含んでいます


















