終点のあの子:映画短評
新たなる青春残酷物語
キラキラ映画ばりの映像美で、スクールカーストにおける嫉妬や羨望といった「女子高あるある」を描いた、青春残酷物語。原作があるにしろ、名前の呼び方ひとつで、ほぼ4つのタイプに分かれた彼女たちの関係性が見えてくる描写など、原作に惚れ込んだ吉田浩太監督の解像度は、かなり高い。また、ありがちな設定ながら、味が出てきた當真あみら、魅力的なキャスティングを配したサスペンス演出も冴える。とはいえ、物語同様、文化祭での華やかなダンスシーンがピークとなり、終盤に向かい、どんどん失速。観客に投げかけるラストも含め、やはり予定調和で、尻つぼみになってしまった感は悔やまれる。
この短評にはネタバレを含んでいます






















