シャドウズ・エッジ (2025):映画短評
現在のジャッキー・チェンの最適解
感涙の快作! ジャッキーより馬が頑張っていたラリー・ヤン監督の『ライド・オン』から一転、今回はヤンとしても面目躍如。序盤から『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の技と魂を受け継ぎつつ、幅広い世代を動員し、連係プレイと総合力で勝負。ジャッキーは『ベスト・キッド:レジェンズ』同様に“レジェンド力”を主軸とし、要所で素晴らしいアクションをキメてくれる。
原案は『天使の眼、野獣の街』ながらAI時代仕様にアップデート。物語は少々詰め込み過ぎの感もあるが141分しっかり面白い。『トップガン マーヴェリック』や『M:I』的な要素も窺え、「ジャッキー化したトム・クルーズ」に負けずもう一花咲かせてくれそうだ。
この短評にはネタバレを含んでいます




















