Fox Hunt フォックス・ハント (2025):映画短評
ライター2人の平均評価: 3.5
『ゴールドフィンガー』よりクール&セクシー!
『シャドウズ・エッジ』の会議シーンで、レオン・カーフェイ演じる「影」を捜査する際に使われた「キツネ狩り」というワード。中国公安部が国外逃亡した犯罪者を追跡する実際の作戦を指すのだが、本作はトニー・レオン演じる詐欺師がパリまで追われる。70~80`sポリス・アクションなベタさに懐かしむなか、現代的な格闘アクションやカーチェイスが突如始まり、韓国・フランスの一流スタッフがいい仕事しまくり。中国映画ならではの冷酷非道キャラを演じるトニーだが、同じ詐欺師役でも『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』よりクール&セクシーさ濃厚で、彼の芸達者ぶりに驚かされること請け合い!
中国の勢いとパワーを感じさせる国際派クライム・アクション
フランスのパリを舞台に、国際指名手配された冷酷非情で狡猾な中国人の金融詐欺師と、中国人民警察の誇る経済犯罪専門のエリート捜査チームの熾烈な攻防戦が描かれる。わりとユルくてノンビリとした展開の前半はあまりパッとしないものの、徐々に緊迫感と悲壮感が増していく中盤からの展開はなかなかスリリング。まあ、「現場からトップまで全員が清廉潔白で高潔な正義の味方」という人民警察プロパガンダが鼻につくことは否めないが、しかしパリの街中を縦横無尽に暴れまわる終盤のカーチェイスは見応えあるし、オルガ・キュリレンコの贅沢(というか無駄というか)な使い方も含めて、チャイナ・マネーのパワーを感じさせる作品だ。






















