悪魔祓い株式会社 (2025):映画短評
悪魔と素手で戦えるのはドンソクしかいない!?
マ・ドンソクが悪魔とバトる!? それだけで興味が沸く。結論から言えば、彼のファンには大いに楽しめるエンタテインメントとなった。
悪霊調査や悪魔祓いの儀式の描写は『死霊館』シリーズにも似た異様な空気を感じさせるが、そこはドンソク作品、シリアス方向に偏らず、随所に笑いが盛り込まれる。とりわけ悪魔祓い3人組のやりとりはユーモラス。
悪魔復活を図る邪教集団の暗躍や、主人公たちの悲しい過去といった妙味もあるが、やはり肝はドンソクにどれだけ力技を発揮させるかということ。そういう意味ではファンの期待を裏切らない。怖さを極めようとした作品ではないので、ホラーの苦手な方にもお勧め。
この短評にはネタバレを含んでいます





















