藤本タツキ 17-26 Part-1 (2025):映画短評
ストーリーテラーとしての資質と魅力が見えてくる
作品ごとに、複数の監督やスタジオが映像化し、映像のテイストもキャラクターデザインも多種多様なので、それぞれ独立した作品として楽しめる。さらに、パート1、2の全8作品を並べて俯瞰してみると、全作の原作コミックの作者、藤本タツキのストーリーテラーとしての資質と魅力が鮮明になる。コメディあり、ラブストーリーあり、それぞれ異なる登場人物たちのさまざまな物語だが、続けて見ていると、すべての作品に通底する大きなテーマを見つけたくなる。
また、原作が過去作なので、現在の視点から改めて見て、この作品のココが発展して、後の作品のアレになったのかなど、後の作品との関連をあれこれ考えるのも興味深い。
この短評にはネタバレを含んでいます




















