This is I:映画短評
実録ドラマとして誠実に観やすい仕様でアプローチ
題材に対して実直で誠実。前作『Winny』と同じ松本監督のアプローチが有効になっている。生真面目さが出過ぎて時折ドラマが停滞するも、その瞬間にミュージカル場面が挟み込まれたりとテンションが復活。しかも歌詞が主人公の運命にいちいちリンクする選曲も最高。ワンカットの群舞など近年の『イン・ザ・ハイツ』あたりも意識された(ただし振付は凡庸か)。
性別適合の医学的エレメント、手術の是非や意味も説明的にならず入れ込まれ、全体に「観やすい」作り。
一般イメージのはるな愛に徐々に近づいていく過程で望月春希の敢闘演技は拍手モノだろう。
主人公と医師の別次元のラブストーリー、母子の関係には素直に感動できるのでは?
この短評にはネタバレを含んでいます





















