長安のライチ (2025):映画短評
香港スターも活躍する、下級官吏はつらいよ
『熱烈』のヒットメイカー、ダー・ポン監督が『超高速!参勤交代』がモデルにしたというのも納得の、楊貴妃の無理難題をめぐる時代劇コメディ。中間管理職な主人公を監督本人が身体を張って演じているのもツボで、現代サラリーマンにも共通する悲喜劇に仕上がっている。見慣れない中国人キャストの中、ひたすら怪しいアンディ・ラウの権臣やテレンス・ラウ演じる仔犬の瞳を持つ献身的な奴隷、ラム・シューの傲慢な長官など、香港人キャストも要所要所で活躍。スケールのデカいロードムービー&「プロジェクトX」な展開に加え、しっかり捻ったブラックなラストまで、2時間超えの尺も飽きさせない。
この短評にはネタバレを含んでいます





















