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ザ・クロウ (2024):映画短評

2026年3月6日公開 111分

ザ・クロウ
(C) 2024 Yellow Flower LLC (C) 2024 LIONS GATE ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
平沢 薫

ビル・スカルスガルドがクロウを現代に甦らせる

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 ビジュアルも物語も、1989年刊行の原作コミックのゴスなテイストを残しつつ、今ならこうなるという納得の形に更新。クロウは短髪、素肌に黒のロングコートで、体中のタトゥーはクロムハーツ系の紋様。惨殺されて死から甦るのは同じだが、復讐心ではなく愛によって力を得る。一種のオルフェウス神話にもなっている。クロウに変貌してからはいつも夜。やはり無数の鴉が周囲を舞う。ジョイ・ディヴィジョンやゲイリー・ニューマンの曲も流れるのは原作の時代への敬意か。

 クロウ役が似合う『IT/イット』のビル・スカルスガルドは、被り物系の役が好みかと思うと好感度大。曲も提供するFKAツイッグス演じる恋人がとても愛らしい。

この短評にはネタバレを含んでいます
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