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プロジェクト・ヘイル・メアリー (2026):映画短評

2026年3月20日公開 157分

プロジェクト・ヘイル・メアリー

ライター3人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4.3

村松 健太郎

チャーミングでユーモアたっぷり

村松 健太郎 評価: ★★★★★ ★★★★★

『オデッセイ』のアンディ・ウィアーの小説の映画化ということで類似箇所も多く感じた一本。お話にだけ着目するとかなり深刻なことになっているのですが、『オデッセイ』同様、主人公は孤独ではあるものの絶望しきってない人物で、常にどこかにユーモアを感じさせる人物です。このキャラクターを演じたライアン・ゴズリングはほぼほぼ一人芝居と言っていい状況なのですが、最後まで映画を牽引してくれる頼もしさを感じます。そんな彼に思わぬ形で意外な相棒が登場するのですが、このキャラクター造形がまた良かったです。全編通して非常にチャーミングな作品でした。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

監督コンビの原作愛が伝わってくる

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 監督コンビが「物語の核にあるのは人間とエイリアンの絆」と確信、「言葉で説明するのではなく、目で見て分かるように描く」というコンセプトを実践し、感動の物語を描き上げる。長尺になったのは、監督コンビの原作愛のせいだろう。主人公が宇宙船に乗ることになった経緯が少しずつ明かされる謎解き仕様をはじめ、主人公のユーモア感覚や前向きな性格、彼が直面する不測の事態の数々から、エイリアンの習慣まで、原作の要素が大量に投入され、監督コンビのあれもこれも全部入れたいという気持ちが伝わってくる。

 巨大な宇宙空間の映像は大画面向き。船外に広がる宇宙に果てがない。ある星の近くで主人公を囲む情景は大画面で体感したい。

この短評にはネタバレを含んでいます
斉藤 博昭

★5つではまったく足らず。あの原作をよくここまで…

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

地球から遠く離れての孤独ミッションは想像を超える過酷さも、本作の主人公はポジティヴに軽やかに受け止め、映画を観るわれわれもその気持ちを共有。原作のスピリットを踏襲し、映像化で不安だったロッキーの造形や言葉遣い(原作の訳が絶品)も、文章ではなく「動きを見せる」ことでアップデート成功に。
原作同様、科学や論理はスルーしてもドラマの本質はブレず理解できるので心配無用。当初、原作を先に読むことを勧めたかったが、むしろ映画で初体験の方が感動が大きいかも。
宇宙船内外のデザインと機能があますところなく魅了し、Tシャツなど細部の楽しさ、テンポの良さ、R・ゴズリングゆえのバディ感の切なさで至高の映画体験に。

この短評にはネタバレを含んでいます
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