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Rip/リップ (2026):映画短評

2026年1月16日公開

Rip/リップ
猿渡 由紀

せっかくのデイモン&アフレック共演作だが

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

 いかにもジョー・カーナハンらしい、マッチョなアクションスリラー。実話を元にした設定は良く、せっかくマット・デイモンとベン・アフレックがダブル主演するのに、「誰が悪者なのか」をめぐる、とくに個性のない銃撃戦に終始してしまった。映画のなかばでテヤナ・テイラーとカタリーナ・サンドロ・モレノが「この大金のほんの一部でももらえたら暮らしが楽になるのに」「危険な仕事をしても給料が少ない」とぼやく場面こそリアアリティとジレンマがある。そこをこの物語の核にするべきだったのでは。ガンガン切り替えられる編集は目が回るし、鉄砲玉のようなセリフも忙しい。クールを狙っているのだろうがわかりにくく疲れる。

この短評にはネタバレを含んでいます
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