Rip/リップ (2026):映画短評
せっかくのデイモン&アフレック共演作だが
いかにもジョー・カーナハンらしい、マッチョなアクションスリラー。実話を元にした設定は良く、せっかくマット・デイモンとベン・アフレックがダブル主演するのに、「誰が悪者なのか」をめぐる、とくに個性のない銃撃戦に終始してしまった。映画のなかばでテヤナ・テイラーとカタリーナ・サンドロ・モレノが「この大金のほんの一部でももらえたら暮らしが楽になるのに」「危険な仕事をしても給料が少ない」とぼやく場面こそリアアリティとジレンマがある。そこをこの物語の核にするべきだったのでは。ガンガン切り替えられる編集は目が回るし、鉄砲玉のようなセリフも忙しい。クールを狙っているのだろうがわかりにくく疲れる。
この短評にはネタバレを含んでいます




















