チェイン・リアクションズ (2024):映画短評
『悪魔のいけにえ』を通して、証言者の原体験を深堀り
『悪魔のいけにえ』に人生を狂わされた業界人による証言ドキュメンタリー。とにかく興味深いのは、インタビュー対象者を5人に絞ったこと。量より質で勝負ということで、深読みしすぎる考察もありつつ、「ホラー映画とは?」「恐怖とは?」という領域まで分析していく。そんななか、スティーブン・キングが『バンビ』からキューブリックについて語り、三池崇史監督が『燃えよドラゴン』からVシネブームを語り、自身の映画人生を振り返るという、『いけにえ』未体験者でも楽しめる構成に驚き。そして、トリを務めるカリン・クサマ監督が冷静沈着にアートかつ社会的解釈から、しっかりまとめてくれます。
この短評にはネタバレを含んでいます





















