わたしの聖なるインド (2023):映画短評
『オールド・オーク』と並んで今観るべき作品
本作は`19年にヒンドゥー至上主義を掲げるモディ政権に異を唱えたムスリム女性などの抗議活動を記録したもの。いまだ同首相が実権を握る中、こうして世界に発信した監督の勇気をまず讃えたい。
恐らく同じムスリムとして、記録せずにはいられなかったのであろう。その真摯な姿勢が取材対象者の本音を引き出している。「与党の支持者じゃなくとも愛国心は示せる」「命あるものを脅かし軽んじるのは、創造主である神への冒涜」など金言ばかり。本作は取材を通してハーン監督が自身のアイデンティティーに目覚めていく展開なのだが、女性たちの言動は宗派を超えて、世界中で抑圧された日々を過ごす人たちの背中を押すはずだ。
この短評にはネタバレを含んでいます





















