大丈夫、大丈夫、大丈夫! (2023):映画短評
雑草のように逞しい少女がみんなを笑顔にしてくれる!
親も住む家も失った天涯孤独な貧しい韓国の少女が、完璧主義者の厳格で冷酷なエリート女教師や、ライバルである英才教育を受けた気位の高い富裕層のお嬢様に揉まれながら、女子舞踏団のメンバーとしてダンスに青春を賭ける。まるで昭和の日本の某少女漫画みたいな設定だが、全く違うのはヒロイン像。不幸を絵に描いたような少女が、持ち前の明るさと図太さと減らず口と抜け目なさを駆使して逆境を跳ね除け、やがて周囲の人々に笑顔と勇気をもたらす。そこには、100点満点でなければ許されない韓国社会の生きづらさへのアンチテーゼが込められている。主演女優イ・レの屈託のない笑顔がまた魅力的!なんとも爽快で励まされる映画だ。
この短評にはネタバレを含んでいます






















