ADVERTISEMENT

ひつじ探偵団:映画短評

2026年5月8日公開

ひつじ探偵団
斉藤 博昭

犯人探しミステリーの伝統を享受し、可愛さだけでは侮れない

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

「ベイブ」など動物おしゃべり映画+アガサ・クリスティ風味の英国ミステリーの、意外なケミストリー。ファミリーエンタメを見せかけながら、羊も人間も、それぞれのキャラクターが鮮やかに描き込まれ、それらが物語でうまく機能している。見くびったら惜しい快作だ。
会話する(もちろん人間にはわからない)羊たちを、変に表情を戯画的にしない節度も好印象。一方で犬vs.羊のバトルアクションがかなり壮絶だったり、見せるべきシーンのメリハリが計算され、飽きさせない。

おそらく現代が舞台なのに、スマホやPCが一切出てこないのも、人間(および羊)が自分の頭だけで考えるというアナログ回帰で、映画全体に温かさと優しさを灯す。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

人気の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT