万博追跡 (1970):映画短評
『オトナ帝国の逆襲』好きにはたまらない映像資料
本編が始まる前に、バンド演奏はさておき、主演のジュディ・オングがまるまる1曲踊って、2曲歌いあげる「ザ・歌謡映画」。最大の売りである「1970年大阪万博」におけるゲリラ撮影だが、中華民国(台湾)館以外のパビリオンには入館できないこともあり、かなり厳しい状況に。とはいえ、ツイッギー影響下によるミニスカートの女性客など、『オトナ帝国の逆襲』好きにはたまらない映像資料としての価値はアリ。さらに、大阪を飛び出し、京都・奈良・北海道を駆け巡る「あしながおじさん」や父の死の真相といったミステリーでは、いきなりの政治的展開もあり、当時のアイドル映画らしいゴッタ煮感を楽しめる。
この短評にはネタバレを含んでいます






















