ボイスメールで恋をして (2026):映画短評
予想以上に良く出来た、思い入れできるロマコメ
近年配信で量産されているロマコメの中ではかなり良い出来。「ユー・ガット・メール」「めぐり逢えたら」はじめ90年代の作品を思わせる設定だが、メグ・ライアン、トム・ハンクス、「ノッティングヒルの恋人」などにせりふでオマージュを捧げている。何よりそれだけで終わっていない。根底にあるのは強い姉妹愛。これは主人公ジルが妹を失った悲しみから立ち直っていく話なのだ。途中、このジャンルにありがちな要素、シーン、展開が出てきても、そこに戻っていき、思い入れさせる。ジルのキャリアの部分のストーリーにもリアリティあり。毎回書くが、ロマコメは最後が見えているのでそこまでの道のりが命。その意味でこれは合格。
この短評にはネタバレを含んでいます





















