ハート・オブ・ビースト (2026):映画短評
映画史上でも最高レベルの犬の演技で、最後は有無を言わさず号泣
語るべき物語の軸がきっちり最後まで保たれる。その結果、退役軍人と、任務を共にした犬、その“ふたり”の旅に一点集中。難関に見舞われた際に試される、たがいを守る愛情、信頼感にいちいち胸がかきむしられることに。
ブラピから犬のオーディンへの眼差しの温かさ、愛おしさもさることながら、オーディン役の犬がブラピに向ける神々しい表情、全身を投げ打っての献身行為には、自身もジャーマン・シェパードを飼っていた監督の慈しむ目線が重なっている。
大自然の中のサバイバルでも“ご都合主義”的な描写は極力排除されたことで、ふたりの絆はより説得力を帯び、「人生に大切なものは何か」まで問う至高のラストに我を失うほど感動。
この短評にはネタバレを含んでいます





















