京都ALS患者嘱託殺人事件 (2026):映画短評
ドキュメンタリーの“作為”に痛く動揺させられる
心身極まり、自分の最後の命の証として、そして未来の誰か(我々?)のために尊厳死を選んだ女性へ、金銭授受の末、薬物投与をした医師2人(有罪判決で服役中)。綿密に取材をした上でのドキュメンタリーの“作為”に痛く動揺させられる。ぶち込まれる再現映像、エンディングのあの曲が凄い(許可したユーミンも!)。
『京都 ALS 患者嘱託殺人事件』という厳ついタイトルから、作家・長部日出男の短いルポが原案の、『人妻集団暴行致死事件』(78/監督:田中登)を思い出したので、あえてその傍らに置いてみたい。「学生の頃から過去の事件について掘り下げたルポルタージュが大好き」な⼆村監督ならば、許してくれるのではないか。
この短評にはネタバレを含んでいます





















