イーストウッドとは和解!スパイク・リーが黒人兵の戦争を描いた新作を語る!

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メディア大げさすぎ!スパイク・リー監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』『マルコムX』など数々の名作を作ってきた黒人監督スパイク・リーが、新作映画『ミラクル・アット・セント・アンナ』(原題)や、ここ最近繰り広げられたクリント・イーストウッドとのバトルについて語ってくれた。

 本作は第2次世界大戦中に、イタリアのトスカーナ地方で戦ったバッファロー・ソルジャー(黒人だけで構成した軍隊)に焦点を当て、その中で活躍する4人のアメリカ黒人兵とイタリア人少年との交流を描いた作品だ。

‐クリント・イーストウッドとバトルについて

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(スパイク・リー)黒人俳優の起用が少ないとイーストウッドに話したのは、今年のカンヌ国際映画祭のときで、そのときにはこの映画の撮影は終わっていたし、この映画とは何ら関係のないものだよ。それがメディアを通してオーバーに解釈されたものだから本当に困ったよ! (※この問題は、スティーヴン・スピルバーグが仲裁に入り、リー監督の意思をスピルバーグがイーストウッドに伝えたことで解決したらしい)

‐本作の製作について

(スパイク・リー)これまで一度も戦争映画を撮ったことがなかったから、かなりの挑戦だったね。確かに『マルコムX』では戦争シーンもあったが、あれは戦争映画じゃないからね。この映画の撮影スケジュールとしては、3か月間トスカーナ地方で撮影して、ローマでは1か月、スタッフの95パーセントがイタリア人だった。英語をしゃべる人がほとんどいなかったけれど、言葉の壁で悩まされることはなかったよ。そのとき初めて、どこの国の映画製作方法も似ているものだと感じたよね。人は不安から自分勝手に他人との間に障害を作ってしまうだろ? それが間違いなんだと気付かされた撮影だったな。

ウェズリー・スナイプスナオミ・キャンベルも本来なら出演するはずでしたが

(スパイク・リー)映画っていうのは、予定した俳優をなかなかキャスティングできないものなんだ。『ドゥ・ザ・ライト・シング』でダニー・アイエロが演じていた役は、当初ロバート・デ・ニーロをキャスティングしようと思っていた。今回だってデレク・ルークが演じた役は、ウェズリーに依頼していたし、もう一人の黒人兵ビショップは、テレンス・ハワードに依頼していたんだよ。ウェズリーはちょうどそのとき、所得税の虚偽申告の問題で国を出ることができなかったんだ。結局はタイミングの問題だけれど、今じゃ今回のキャストで本当に良かったと感じてるよ。

 1980年代に映画製作を始めたリー監督も、今や51歳。2時間40分という久々の長編だが、少しも長さを感じさせない力強い演出力には脱帽させられる。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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